OTマガジン

「誰もが人生を楽しく生きる方法」を研究する療育OTのブログです。

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【HOW】より【WHY】を

アレントレーニン

わかりやすく伝えること

ペアトレの書籍などでは、よく【曖昧な言い方を避け具体的に伝えよう】と紹介されている。

 

ポイントは【子供にとってわかりやすいこと】。

 

なのだが、発達に困りを抱える子の中には、一般的に分かりやすいと言われる伝え方をそのまま使うだけでは理解できない子もいる。

 

「ペアトレにあるように具体的に伝えてるのに…」「それでも分かってくれないのは、この子が障害児だから…?」と思っている支援者。少なくないと思う。

 

具体的に伝えてるのに伝わらないのであればもう一歩踏み込む必要がある。

 

例えば、その子のしている作業を止めて目を見て伝えるとか、身振りで伝えるとか、視覚的に伝えるとか、こちらからの要求をもう少し簡単にするとか。

 

どうやってやるのか【HOW】ではなく、なぜやるのか【WHY】を考えることが大切。

 

WHYが理解できればとHOWの策はアイデア次第で無限に広げられる。